正味財産増減計算書
しょうみざいさんぞうげんけいさんしょ(非営利組織の会計)
意味 NPO法人の活動成果報告書
正味財産増減計算書とは?
正味財産増減計算書は、NPO法人などの非営利組織が作成する財務諸表の一つです。一定期間における組織の正味財産(資産から負債を引いた金額)の増減を示し、活動の成果や財政状態の変化を表します。
正味財産増減計算書の具体的な使い方
「今年度の正味財産増減計算書を見ると、事業収益が増加し、正味財産が前年度より増えていることがわかります。」
NPO法人の財務状況の変化を説明している場面を表した文です。この計算書を通じて、組織の活動成果や財政状態の改善を具体的に把握できることを示しています。
正味財産増減計算書に関するよくある質問
Q.正味財産とは何ですか?
A.正味財産は、組織の純資産を指し、総資産から負債を差し引いた金額です。これは組織の財政的な健全性を示す指標の一つとなります。
Q.一般正味財産と指定正味財産の違い
A.一般正味財産は使途が制限されていない財産で、組織が自由に使用できます。指定正味財産は寄付者等によって使途が指定された財産で、その目的以外には使用できません。正味財産増減計算書では、これらを区別して表示します。
Q.企業の損益計算書との違いは?
A.正味財産増減計算書は、企業の損益計算書に相当しますが、利益を目的としない非営利組織の特性を反映しています。収益から費用を差し引く点は似ていますが、正味財産の増減を示すことで、組織の活動成果を表現します。
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