特定資産
とくていしさん(非営利組織の会計)
意味 特定目的のための資産
特定資産とは?
特定資産は、非営利組織が特定の目的のために保有している資産のことです。例えば、退職給付引当資産や施設拡張積立資産などが含まれます。これらの資産は、その目的以外には使用が制限されています。
特定資産の具体的な使い方
「来年の施設改修のために、特定資産として1000万円を積み立てておきましょう。」
将来の特定の支出に備えて資金を確保する計画を提案しています。非営利組織の財務担当者が、長期的な資金管理について提案している状況を描写しています。
特定資産に関するよくある質問
Q.特定資産と基本財産の違いは?
A.基本財産が法人の永続的な活動のために維持される資産であるのに対し、特定資産は将来の特定の目的のために積み立てられる資産です。特定資産は目的が達成されれば使用できますが、基本財産は原則として取り崩せません。
Q.特定資産の使用に制限はある?
A.特定資産は、その積立目的に沿った使用が求められます。例えば、施設改修のための特定資産を人件費に充てることはできません。ただし、目的外使用が必要な場合は、理事会の承認など適切な手続きを経れば可能な場合もあります。
Q.特定資産の積立は義務?
A.特定資産の積立は法的義務ではありませんが、組織の長期的な財務健全性を確保するために重要です。将来の大規模支出や予期せぬ事態に備えるために、計画的な積立が推奨されます。
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