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管理会計 - 業績評価

残余利益(RI)

ざんよりえき(アールアイ)(業績評価

意味 資本コスト控除後の利益


残余利益(RI)とは?

残余利益(RI)は、企業が稼いだ利益から資本コストを差し引いた後の利益のことです。これにより、企業が実際に価値を創造しているかどうかを評価することができます。

残余利益(RI)の具体的な使い方

「今期の残余利益がプラスになったということは、我々の事業が真の意味で価値を生み出せていると言えるね。」

企業の収益性を資本コストと比較して評価している状況を説明しています。単なる利益ではなく、資本コストを上回る利益を生み出せているかを判断しています。

残余利益(RI)に関するよくある質問

Q.残余利益とEVAの違いは?
A.残余利益(RI)とEVA(Economic Value Added)は基本的に同じ概念ですが、EVAは商標登録された指標です。EVAはより厳密な会計調整を行い、より多くの項目を資本として扱う傾向があります。
Q.残余利益はなぜ重要?
A.残余利益は単なる利益ではなく、資本コストを考慮した後の真の価値創造を示すため、企業の実質的な収益性を評価するのに重要です。株主価値の創造を直接反映する指標として、経営判断や投資決定に有用です。
Q.残余利益の計算方法は?
A.残余利益 = 営業利益 - (投下資本 × 資本コスト率) 例えば、営業利益が1000万円、投下資本が1億円、資本コスト率が8%の場合、 残余利益 = 1000万円 - (1億円 × 8%) = 200万円となります。

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