総勘定元帳
そうかんじょうもとちょう(簿記の基礎)
意味 勘定科目ごとの記録帳簿
総勘定元帳とは?
総勘定元帳は、仕訳帳に記録された取引を勘定科目ごとに分類して記録する帳簿です。各勘定科目の残高や変動を一目で確認できるため、財務諸表作成の基礎となります。企業の財務状況を把握する上で重要な役割を果たします。
総勘定元帳の具体的な使い方
「月末に総勘定元帳の残高を確認して、各勘定科目の金額に誤りがないか確認してください。」
会計期間の締めくくりにおける重要な作業を指示している場面です。総勘定元帳の各勘定科目の残高を確認することで、会計記録の正確性を検証し、財務報告の信頼性を確保しようとしています。
総勘定元帳に関するよくある質問
Q.総勘定元帳の作成頻度は?
A.総勘定元帳は通常、日々更新されます。仕訳帳に記録された取引は、できるだけ早く(多くの場合、その日のうちに)総勘定元帳に転記されます。ただし、小規模企業では週次や月次で更新する場合もあります。重要なのは、財務諸表作成時に最新の情報が反映されていることです。
Q.総勘定元帳の誤りを見つけたら?
A.1. 誤りを発見したら、すぐに修正する
2. 修正仕訳を行い、仕訳帳にも記録する
3. 関連する他の勘定科目への影響も確認する
4. 誤りの原因を特定し、再発防止策を講じる
5. 必要に応じて、過去の財務諸表の修正再表示を検討する
Q.総勘定元帳と補助元帳の関係は?
A.総勘定元帳は主要な勘定科目の合計を記録し、補助元帳はその内訳を記録します。例えば、総勘定元帳の「売掛金」に対して、補助元帳では取引先ごとの売掛金残高を管理します。両者は常に一致している必要があり、定期的な照合が重要です。
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