基本財産
きほんざいさん(非営利組織の会計)
意味 法人の永続的な活動資金
基本財産とは?
基本財産は、非営利法人が設立時に拠出した財産や、その後寄付された財産のうち、法人の永続的な活動を支えるために維持すべき財産のことです。通常、この財産は取り崩しが制限されています。
基本財産の具体的な使い方
「我が団体の基本財産は、創設者からの寄付金で構成されているんだよ。」
非営利団体の財務構造について説明しています。団体の基本財産の由来と重要性を、新入職員や関係者に伝えている場面を表現しています。
基本財産に関するよくある質問
Q.基本財産は使用できないの?
A.基本財産は原則として取り崩して使用することはできません。これは法人の永続的な活動を保証するためです。ただし、極めて厳格な条件下で、所轄官庁の承認を得た場合には、一部を処分できる場合があります。
Q.基本財産の運用は可能?
A.基本財産の運用は可能です。ただし、安全性を重視した運用が求められます。一般的には、国債や地方債、安全性の高い金融商品での運用が行われます。運用益は法人の活動資金として使用できます。
Q.基本財産を増やすことはできる?
A.はい、基本財産を増やすことは可能です。新たな寄付や、法人の余剰金を理事会の決議を経て基本財産に組み入れることで増加させることができます。基本財産の増加は、法人の財政基盤の強化につながります。
経理単はアプリでも学べます!
経理・会計単語帳がアプリになりました!特殊会計はもちろん、経理・会計業界でよく使う単語をスマホで学習できます。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、経理・会計用語を効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。