元帳
もとちょう(簿記の基礎)
意味 取引を科目ごとに記録する帳簿
元帳とは?
元帳は、会社の全ての取引を勘定科目ごとに分類して記録する帳簿です。日々の取引を仕訳帳から元帳に転記し、各勘定科目の残高を把握するために使用します。会計情報を整理し、財務諸表作成の基礎となります。
元帳の具体的な使い方
「月末に元帳の残高を確認して、各勘定科目の金額を把握しておきましょう。」
月次決算の準備として、元帳の残高確認を促している場面です。各勘定科目の金額を正確に把握することで、財務状況の適切な把握につながります。
元帳に関するよくある質問
Q.元帳と仕訳帳の違いは?
A.仕訳帳は取引を時系列で記録するのに対し、元帳は取引を科目ごとに分類して記録します。仕訳帳の内容を元帳に転記することで、各勘定科目の残高を把握できます。
Q.元帳はどのくらいの頻度で更新する?
A.通常、日々の取引を随時元帳に転記します。ただし、企業の規模や取引量によっては、週次や月次で更新する場合もあります。重要なのは、常に最新の財務状況を把握できる状態を維持することです。
Q.元帳の記入を間違えたらどうする?
A.元帳の記入ミスを発見した場合、誤りを訂正する仕訳(訂正仕訳)を行います。単純に消したり上書きしたりせず、正しい会計処理を行うことが重要です。大きな誤りの場合は、会計士や税理士に相談することをお勧めします。
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