研究開発費
けんきゅうかいはつひ(収益・費用会計)
意味 新製品・技術開発の投資額
研究開発費とは?
研究開発費は、新しい製品や技術、サービスを開発するために企業が支出する費用のことです。これには、人件費、設備費、材料費などが含まれます。多くの場合、発生した期に全額費用として計上されます。
研究開発費の具体的な使い方
「今年度の研究開発費は売上高の5%を目標にしています。」
企業の研究開発投資の方針を述べている場面です。売上高に対する研究開発費の比率を設定することで、イノベーションへの投資を計画的に行う意図が示されています。
研究開発費に関するよくある質問
Q.研究開発費は資産計上できますか?
A.一般的に、研究開発費は発生時に費用処理されます。ただし、特定の条件を満たす開発費用は、無形資産として資産計上できる場合があります。これは国際会計基準(IFRS)に基づく処理で、日本基準では原則として全額費用処理されます。
Q.研究開発費の税務上の取り扱いは?
A.研究開発費は、一般的に税務上も全額損金算入が認められます。さらに、特定の研究開発活動に対しては、研究開発税制による税額控除や特別償却などの優遇措置が設けられています。
Q.研究開発費の開示は義務ですか?
A.上場企業など、金融商品取引法に基づく有価証券報告書を提出する企業は、研究開発費の総額を開示する義務があります。これは投資家が企業の将来性を判断する上で重要な情報となるためです。
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