支払利息・受取利息
しはらいりそく・うけとりりそく(収益・費用会計)
意味 借入・貸付に伴う金利の収支
支払利息・受取利息とは?
支払利息は借入金に対して支払う利息のことで、費用として計上されます。一方、受取利息は貸付金や預金などから得られる利息収入のことで、収益として計上されます。これらは企業の金融活動に関連する重要な項目です。
支払利息・受取利息の具体的な使い方
「今期は借入金を返済したため、支払利息が減少し、利益改善に寄与しました。」
企業の財務状況の変化を説明している場面です。借入金の返済により金利負担が軽減され、それが利益の向上につながったことを報告しています。
支払利息・受取利息に関するよくある質問
Q.支払利息と受取利息の相殺は可能?
A.一般的に、支払利息と受取利息は損益計算書上で別々に表示され、相殺表示はしません。これは、企業の資金調達活動と運用活動の実態を明確に表示するためです。ただし、注記等で純額を示すことはあります。
Q.利息の計上時期はいつですか?
A.利息は、時の経過に伴って発生するため、発生主義に基づいて計上します。具体的には、期末時点で経過した利息を計算し、未収利息や未払利息として計上します。実際の現金の受け払いとは関係なく、その期間に帰属する利息を収益または費用として認識します。
Q.支払利息の税務上の取り扱いは?
A.一般的に、事業に関連する借入金の支払利息は、税務上も全額損金算入が認められます。ただし、役員や個人株主からの借入金利息には損金算入の制限がある場合があるので注意が必要です。
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