監査基準
かんさきじゅん(会計関連法規)
意味 財務諸表監査の指針
監査基準とは?
監査基準は、公認会計士が財務諸表監査を行う際に従うべき基本的な指針です。これは、監査の質を確保し、財務諸表の信頼性を高めるために設定されています。監査の計画、実施、報告など、監査のプロセス全体にわたるルールを定めています。
監査基準の具体的な使い方
「この監査では、最新の監査基準に準拠して手続きを進めていきましょう。」
監査業務の開始時に、適用すべき基準について確認している状況を表した文です。最新の監査基準に従って監査を実施することの重要性が示されています。
監査基準に関するよくある質問
Q.監査基準は誰が設定しますか?
A.日本では、企業会計審議会が監査基準を設定しています。これは金融庁に設置された諮問機関で、公認会計士、学識経験者、企業関係者などで構成されています。
Q.監査基準は法律ですか?
A.監査基準自体は法律ではありません。しかし、公認会計士法によって、公認会計士は一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って監査を行うことが求められており、この「一般に公正妥当と認められる監査の基準」の中核を監査基準が担っています。
Q.監査基準はどのくらいの頻度で改訂されますか?
A.監査基準の改訂頻度に決まりはありませんが、通常、会計基準の変更や監査環境の変化、国際的な動向などを踏まえて必要に応じて改訂されます。近年は、数年に一度のペースで部分的な改訂が行われています。
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