仕訳帳
しわけちょう(簿記の基礎)
意味 取引を記録する帳簿
仕訳帳とは?
仕訳帳は、日々の経済取引を借方と貸方に分けて記録する帳簿です。取引の発生順に記入され、複式簿記システムの基礎となる重要な帳簿です。仕訳帳に記録された内容は後に総勘定元帳に転記されます。
仕訳帳の具体的な使い方
「今日の売上を仕訳帳に記入しておいてね。忘れずに借方と貸方を確認してね。」
日常の経済活動を会計記録として残す作業を指示している場面です。正確な会計処理のために、取引の両面(借方と貸方)を意識して記録することの重要性を強調しています。
仕訳帳に関するよくある質問
Q.仕訳帳と総勘定元帳の違いは?
A.仕訳帳は取引を時系列順に記録する帳簿で、総勘定元帳は仕訳帳の内容を勘定科目ごとに分類して記録する帳簿です。仕訳帳が「いつ」「何が」起きたかを記録するのに対し、総勘定元帳は「どの科目が」どう変動したかを把握するために使用されます。
Q.仕訳帳の記入で注意すべき点は?
A.1. 日付順に記入すること
2. 借方と貸方の金額が一致していること
3. 取引の内容を簡潔かつ明確に記述すること
4. 勘定科目を正確に選択すること
5. 記入漏れがないように注意すること
Q.電子化時代でも仕訳帳は必要?
A.はい、必要です。会計ソフトを使用する場合でも、仕訳帳の機能は内部に組み込まれています。電子化によって物理的な帳簿がなくなっても、仕訳帳の概念と機能は会計システムの基本として残ります。また、法的にも仕訳帳に相当する記録の保持が求められています。
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