監査意見
かんさいけん(外部監査)
意味 財務諸表の適正性に関する意見
監査意見とは?
監査意見は、公認会計士が財務諸表の適正性について表明する専門家としての判断です。通常、「無限定適正意見」「限定付適正意見」「不適正意見」「意見不表明」の4種類があります。
監査意見の具体的な使い方
「今年度の監査結果は無限定適正意見となりましたので、株主総会で報告します。」
年度の監査が完了し、財務諸表に重要な虚偽表示がないと判断された結果を伝えている場面です。この意見内容を株主に報告する予定であることも示されています。
監査意見に関するよくある質問
Q.無限定適正意見とは何ですか?
A.無限定適正意見は、財務諸表が全ての重要な点において適正に表示されていると監査人が判断した場合に表明される意見です。これは最も望ましい監査意見であり、財務諸表の信頼性が高いことを示します。
Q.限定付適正意見はどんな場合に出されますか?
A.限定付適正意見は、財務諸表に重要な虚偽表示があるが、それが財務諸表全体に及ぼす影響が重大ではない場合、または十分かつ適切な監査証拠が得られない項目があるが、その影響が広範ではないと判断される場合に出されます。
Q.意見不表明とはどういう状況ですか?
A.意見不表明は、監査人が十分かつ適切な監査証拠を入手できず、財務諸表全体に対する意見表明の基礎を得ることができない場合に生じます。これは深刻な監査範囲の制限や不確実性が存在する場合に起こり得ます。
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