FASB(財務会計基準審議会)
エフエーエスビー(ざいむかいけいきじゅんしんぎかい)(米国会計基準(US GAAP))
意味 米国の会計基準を設定する機関
FASB(財務会計基準審議会)とは?
FASBは、Financial Accounting Standards Boardの略称で、米国の民間の独立機関です。主に米国の上場企業向けの会計基準を設定し、財務報告の質と透明性の向上を目指しています。
FASB(財務会計基準審議会)の具体的な使い方
「FASBが新しい会計基準を発表したので、来年度からの財務諸表に反映する必要があるよ。」
米国の会計基準設定機関が新たな規則を公表した状況を示しています。この変更が企業の財務報告に影響を与えることを説明しています。
FASB(財務会計基準審議会)に関するよくある質問
Q.FASBとIASBの関係は?
A.FASBは米国の会計基準(US GAAP)を、IASBは国際会計基準(IFRS)を設定する機関です。両者は会計基準のコンバージェンス(収束)を目指して協力していますが、完全な一致には至っていません。
Q.FASBの基準設定プロセスは?
A.FASBの基準設定プロセスは、議題の設定、公開草案の発行、パブリックコメントの募集、最終基準の承認と公表という段階を踏みます。このプロセスは透明性を確保し、利害関係者の意見を反映するために重要です。
Q.FASBの基準は強制力がある?
A.FASBの基準自体には法的強制力はありませんが、SECが上場企業に対してFASBの基準に従うことを要求しているため、実質的に強制力を持ちます。また、多くの非上場企業も自主的にFASBの基準を採用しています。
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