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国際会計 - 連結会計

比例連結

ひれいれんけつ(連結会計

意味 持分比率に応じた連結


比例連結とは?

比例連結は、ジョイントベンチャーなどの共同支配企業の財務諸表を連結する際に、出資比率に応じて資産、負債、収益、費用を連結財務諸表に含める方法です。この方法では、共同支配企業の各項目を持分比率に応じて按分して連結します。

比例連結の具体的な使い方

「この合弁事業については、比例連結を適用して、我が社の出資比率分だけを連結財務諸表に反映させましょう。」

合弁事業の会計処理方法として比例連結を提案している場面を表した文です。出資比率に応じて財務諸表項目を連結することで、自社の実質的な経済的利害を適切に反映させようとしています。

比例連結に関するよくある質問

Q.比例連結と持分法の違いは?
A.比例連結は資産、負債、収益、費用を持分比率で按分して連結しますが、持分法は投資額と持分利益のみを計上します。比例連結はより詳細な情報を提供しますが、持分法はより簡便です。
Q.比例連結の適用例を教えてください
A.比例連結は主にジョイントベンチャーや共同支配企業に適用されます。例えば、A社とB社が50:50で設立した合弁会社C社がある場合、A社はC社の資産、負債、収益、費用の50%を自社の連結財務諸表に含めます。
Q.比例連結の計算方法は?
A.比例連結の計算手順: 1. 共同支配企業の財務諸表を入手 2. 各項目(資産、負債、収益、費用)を出資比率で乗算 3. 算出された金額を自社の連結財務諸表の対応する項目に加算 4. 内部取引がある場合は、持分比率分を相殺消去

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