{category}

国際会計 - 連結会計

持分法

もちぶんほう(連結会計

意味 投資先の利益を反映する会計手法


持分法とは?

持分法は、投資企業が関連会社や共同支配企業の損益や純資産の変動を、出資比率に応じて自社の財務諸表に反映させる会計手法です。この方法により、投資先企業の業績が投資企業の財務諸表に適切に反映されます。

持分法の具体的な使い方

「我が社は関連会社Aの株式を20%保有しているので、持分法を適用して財務諸表を作成しています。」

関連会社への投資に持分法を適用している状況を説明した文です。この場合、関連会社Aの利益や損失の20%が投資企業の財務諸表に反映されることを示しています。

持分法に関するよくある質問

Q.持分法の適用条件は?
A.一般的に、投資先企業の議決権の20%以上50%以下を保有し、重要な影響力を持つ場合に適用されます。ただし、20%未満でも実質的な影響力がある場合や、50%超でも支配力がない場合もあるため、個々の状況を考慮する必要があります。
Q.持分法と連結法の違いは?
A.持分法は投資先の純利益や純資産の変動の一部を反映するのに対し、連結法は子会社の資産・負債・収益・費用を全て親会社の財務諸表に含めます。持分法は関連会社に、連結法は子会社に適用されるのが一般的です。
Q.持分法の会計処理の基本は?
A.投資先の利益の持分相当額を投資勘定に加算し、損失の場合は減算します。配当を受け取った場合は投資勘定から減額します。これにより、投資先の業績変動が投資企業の財務諸表に反映されます。

経理単はアプリでも学べます!

経理・会計単語帳がアプリになりました!国際会計はもちろん、経理・会計業界でよく使う単語をスマホで学習できます。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、経理・会計用語を効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。


関連するそのほかの単語

支配喪失

子会社に対する支配権の喪失

種類: 連結会計

比例連結

持分比率に応じた連結

種類: 連結会計

のれん

企業買収時の超過払い分

種類: 連結会計

プッシュダウン会計

被取得企業の帳簿価額の修正

種類: 米国会計基準(US GAAP)

規則主義

詳細な会計ルールに基づく手法

種類: 米国会計基準(US GAAP)