株主資本変動計算書
かぶぬししほんへんどうけいさんしょ(米国会計基準(US GAAP))
意味 株主資本の変化を示す表
株主資本変動計算書とは?
株主資本変動計算書は、一定期間における株主資本の変動を詳細に示す財務諸表です。資本金、資本剰余金、利益剰余金などの変動を項目別に記載し、株主資本の増減要因を明確にします。
株主資本変動計算書の具体的な使い方
「株主資本変動計算書を見ると、今期は自社株買いによる資本の減少が大きいね。」
企業の財務状況の分析において、株主資本の変動内容を確認している場面を表した文です。この計算書により、企業の資本政策や利益処分の詳細が把握できます。
株主資本変動計算書に関するよくある質問
Q.他の財務諸表との関係は?
A.株主資本変動計算書は、貸借対照表の株主資本の部の変動を詳細に説明する補完的な役割を果たします。また、損益計算書の当期純利益や包括利益計算書の項目とも関連しています。
Q.主な記載項目は?
A.主な記載項目には、期首残高、当期純利益(損失)、配当金の支払い、新株発行、自己株式の取得・処分、その他の包括利益の変動、期末残高などがあります。これらの項目により、株主資本の増減要因が明確になります。
Q.日本基準との違いは?
A.日本の会計基準では「株主資本等変動計算書」という名称で、株主資本以外の項目(その他の包括利益累計額や新株予約権など)も含めた純資産全体の変動を示します。一方、IFRSや米国基準では株主資本のみの変動を表示します。
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