在外営業活動体
ざいがいえいぎょうかつどうたい(為替会計)
意味 海外にある子会社や支店
在外営業活動体とは?
在外営業活動体とは、企業の海外にある子会社、支店、関連会社などの事業単位のことです。これらは、本社とは異なる通貨で財務諸表を作成することが多く、国際会計基準では特別な換算方法が定められています。
在外営業活動体の具体的な使い方
「今期は在外営業活動体の業績が好調で、連結決算に大きく貢献しているね。」
海外子会社や支店の業績が良好で、企業全体の財務状況にプラスの影響を与えている状況を示しています。親会社の連結財務諸表において、在外営業活動体の業績が重要な役割を果たしていることを表現しています。
在外営業活動体に関するよくある質問
Q.在外営業活動体の換算方法は?
A.在外営業活動体の財務諸表換算は通常、以下の方法で行います:
1. 資産・負債は決算日レートで換算
2. 収益・費用は期中平均レートで換算
3. 換算差額は資本の部のその他の包括利益累計額に計上
Q.機能通貨とは何ですか?
A.機能通貨とは、在外営業活動体が主に事業を行う通貨のことです。これは必ずしも現地通貨とは限らず、例えば主要な取引が米ドル建ての場合、機能通貨は米ドルとなることがあります。財務諸表の換算は機能通貨を基準に行います。
Q.在外営業活動体の処分時の会計処理は?
A.在外営業活動体を処分する際は、以下の会計処理を行います:
1. それまで資本に計上していた換算差額を損益に振り替える
2. 処分損益を計算する際、換算差額を含めて計算
3. 処分損益を連結損益計算書に計上
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