非継続事業
ひけいぞくじぎょう(米国会計基準(US GAAP))
意味 廃止や売却予定の事業
非継続事業とは?
非継続事業は、企業が売却または廃止を決定した事業単位のことを指します。この概念は、継続事業と区別して財務諸表に表示することで、企業の将来の収益力をより正確に反映させることを目的としています。
非継続事業の具体的な使い方
「来期からA部門を非継続事業として扱い、財務諸表に別途記載することになりました。」
ある事業部門を売却または廃止する決定を行った企業の対応を説明した文です。この処理により、投資家は企業の中核事業の業績を明確に把握できるようになります。
非継続事業に関するよくある質問
Q.非継続事業の表示方法は?
A.非継続事業は、損益計算書上で継続事業と区別して表示されます。通常、税引後の純損益として「非継続事業からの損益」という項目で、継続事業の結果の後に一括して表示されます。
Q.キャッシュ・フロー計算書の扱いは?
A.キャッシュ・フロー計算書では、非継続事業に関するキャッシュ・フローを継続事業と区別して表示するか、注記で開示することが求められます。この処理により、継続事業のキャッシュ・フローの実態がより明確になります。
Q.非継続事業の判定基準は?
A.非継続事業として分類されるには、通常、①その事業が企業の他の部分から明確に区別でき、②すでに処分されたか、売却目的保有に分類されていること、③重要な継続的関与がないこと、などの条件を満たす必要があります。
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