固定負債
こていふさい(負債・純資産会計)
意味 1年以上で返済する借金
固定負債とは?
固定負債は、企業が1年以上の長期間にわたって返済する予定の負債のことです。主に長期借入金や社債などが含まれます。財務諸表の貸借対照表の負債の部に記載されます。
固定負債の具体的な使い方
「この会社の固定負債が増えているけど、設備投資のための長期借入金を増やしたんだって。」
企業の財務状況について言及している文です。設備投資のための資金調達方法として長期借入金を選択し、その結果固定負債が増加したことを説明しています。
固定負債に関するよくある質問
Q.固定負債の具体例は?
A.固定負債の具体例には、長期借入金、社債、リース債務、退職給付引当金、繰延税金負債などがあります。これらは全て返済や支払いまでに1年以上の期間がある負債です。
Q.固定負債比率とは何か?
A.固定負債比率は、固定負債を自己資本(純資産)で割った比率で、企業の長期的な財務安定性を示す指標です。一般的に100%以下が望ましいとされますが、業種によって適正水準は異なります。
Q.固定負債が多いと何が問題?
A.固定負債が多すぎると、長期的な返済負担が重くなり、財務の柔軟性が低下する可能性があります。また、金利負担が増加し、収益性に悪影響を与える可能性もあります。ただし、適切に管理されれば、事業拡大の資金源となる利点もあります。
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