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財務会計 - 負債・純資産会計

自己株式

ジコカブシキ(負債・純資産会計

意味 会社が取得した自社の株式


自己株式とは?

自己株式は、会社が発行済みの自社の株式を取得し、保有しているものを指します。株主還元や株価調整などを目的として取得されることが多く、貸借対照表上では純資産の部からのマイナス項目として計上されます。自己株式は議決権がなく、配当も受け取れません。また、将来的に消却や再販売されることがあります。

自己株式の具体的な使い方

「今期の株主還元策として、自己株式の取得を取締役会で決議しました。」

企業の株主還元策の一環として自己株式取得を決定したことを伝える文です。自社株買いによって株主に利益を還元し、同時に株価の上昇や資本効率の向上を図る意図があることを示しています。

自己株式に関するよくある質問

Q.自己株式の取得に制限はある?
A.はい、制限があります。会社法により、分配可能額を超えて自己株式を取得することはできません。また、取得の目的や方法にも一定の制限があります。
Q.自己株式は資産として扱われる?
A.いいえ、自己株式は資産ではなく、純資産の控除項目として扱われます。貸借対照表上では、純資産の部からマイナスする形で表示されます。
Q.自己株式に配当は支払われる?
A.いいえ、自己株式には配当は支払われません。会社が自社の株式を保有しているため、自己に対して配当を支払う意味がないからです。

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