非支配株主持分
ヒシハイカブヌシモチブン(負債・純資産会計)
意味 子会社の少数株主の持分
非支配株主持分とは?
非支配株主持分は、連結財務諸表において、親会社が100%所有していない子会社の少数株主が保有する持分のことです。以前は少数株主持分と呼ばれていました。これは、子会社の純資産のうち、親会社に帰属しない部分を表しており、連結貸借対照表の純資産の部に計上されます。
非支配株主持分の具体的な使い方
「今回の企業買収で子会社化した会社の非支配株主持分を、連結財務諸表にどう反映させるか検討しましょう。」
企業買収後の連結財務諸表作成時の考慮事項を述べた文です。買収した会社の少数株主の持分をどのように連結財務諸表に計上するかを検討する必要性を示しています。
非支配株主持分に関するよくある質問
Q.非支配株主持分はどこに計上する?
A.非支配株主持分は、連結貸借対照表の純資産の部に計上します。これは、子会社の純資産のうち、親会社に帰属しない部分を表しています。
Q.非支配株主持分の計算方法は?
A.子会社の純資産額に、親会社以外の株主の所有割合を掛けて算出します。例えば、子会社の純資産が1000万円で、親会社の所有割合が80%の場合、非支配株主持分は1000万円×20% = 200万円となります。
Q.少数株主持分との違いは?
A.「非支配株主持分」は「少数株主持分」の新しい呼び方です。国際会計基準との調和を図るため、2015年に日本の会計基準でも「非支配株主持分」という名称に変更されました。内容に違いはありません。
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