{category}

国際会計 - 連結会計

内部取引の相殺消去

ないぶとりひきのそうさいしょうきょ(連結会計

意味 グループ内取引の打ち消し


内部取引の相殺消去とは?

内部取引の相殺消去は、連結財務諸表作成時に、グループ企業間で行われた取引を相殺して消去する処理のことです。これにより、グループ全体としての真の経済実態を表示することができます。

内部取引の相殺消去の具体的な使い方

「子会社への売上高1億円は、内部取引の相殺消去の対象になるから、連結決算では計上しないよ。」

企業グループ内での取引が連結財務諸表に与える影響を説明した文です。この処理により、グループ外部との取引のみが財務諸表に反映され、より適切な経営成績が示されます。

内部取引の相殺消去に関するよくある質問

Q.なぜ内部取引の相殺消去が必要?
A.内部取引の相殺消去は、グループ企業間の取引によって artificially に膨らんだ売上や利益を除去し、グループ外部との取引のみを反映させるために必要です。これにより、連結財務諸表がグループ全体の真の経済実態を正確に表示できるようになります。
Q.相殺消去の対象となる取引は?
A.相殺消去の対象となる主な取引には以下があります: 1. グループ内の売上と仕入 2. 配当金の支払いと受取 3. 資金の貸付と借入 4. 固定資産の売買 5. 経営指導料や業務委託費用
Q.相殺消去で未実現利益とは?
A.未実現利益とは、グループ内取引で生じた利益のうち、グループ外部への販売が完了していないものを指します。例えば、親会社が子会社に商品を販売し、その商品が子会社の在庫として残っている場合、その利益は未実現利益となり、連結決算では消去されます。

経理単はアプリでも学べます!

経理・会計単語帳がアプリになりました!国際会計はもちろん、経理・会計業界でよく使う単語をスマホで学習できます。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、経理・会計用語を効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。


関連するそのほかの単語

のれん

企業買収時の超過払い分

種類: 連結会計

支配力基準

子会社判定の基準

種類: 連結会計

在外子会社の財務諸表の換算

外貨建て決算書の円換算

種類: 連結会計

SEC(証券取引委員会)

米国の証券市場監督機関

種類: 米国会計基準(US GAAP)

非継続事業

廃止や売却予定の事業

種類: 米国会計基準(US GAAP)