連結範囲
れんけつはんい(連結会計)
意味 連結財務諸表に含める企業の範囲
連結範囲とは?
連結範囲とは、親会社が作成する連結財務諸表に含めるべき子会社や関連会社の範囲を指します。通常、親会社が実質的に支配している企業や重要な影響力を持つ企業が連結範囲に含まれます。
連結範囲の具体的な使い方
「新しく買収した子会社Bは、来期から連結範囲に含めることになりました。」
新たに子会社となった企業を連結財務諸表に組み入れる決定を伝えている文です。この決定により、子会社Bの資産、負債、収益、費用が親会社の連結財務諸表に反映されることになります。
連結範囲に関するよくある質問
Q.連結範囲に含める基準は?
A.一般的に、議決権の過半数を所有する子会社や、実質的に支配している企業が連結範囲に含まれます。また、特別目的会社など、形式的には所有していなくても実質的に支配している場合も連結範囲に含めることがあります。
Q.連結範囲から除外できる場合は?
A.子会社であっても、支配が一時的と見込まれる場合や、資金調達に重要な制限がある場合などは、連結範囲から除外できることがあります。ただし、重要性の原則に基づき判断する必要があります。
Q.連結範囲の変更の影響は?
A.連結範囲が変更されると、連結財務諸表の数値が大きく変動する可能性があります。例えば、新たに子会社を連結範囲に含めると、売上高や総資産が増加する一方で、のれんの計上などにより利益率が変化することもあります。
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