連結財務諸表
れんけつざいむしょひょう(IFRS(国際財務報告基準))
意味 グループ全体の財務状況
連結財務諸表とは?
連結財務諸表は、親会社と子会社を含むグループ全体の財務状況を一つの経済実体として表示する財務報告書です。IFRSでは、連結財務諸表の作成方法や表示に関する詳細な規定が設けられています。
連結財務諸表の具体的な使い方
「海外子会社も含めて、IFRSに基づいた連結財務諸表を作成しないといけないね。」
国際的な事業展開をしている企業が、グローバルな会計基準に従って財務報告を行う必要性を指摘しています。複数の国にまたがる企業グループの財務状況を適切に開示することの重要性を強調しています。
連結財務諸表に関するよくある質問
Q.連結と単体の違いは?
A.連結財務諸表はグループ全体の財務状況を示し、親会社と子会社を一つの経済実体として扱います。一方、単体財務諸表は個別の法人実体の財務状況のみを示します。連結では内部取引の相殺消去など、特有の処理が必要です。
Q.連結の範囲はどう決める?
A.IFRSでは、支配の有無に基づいて連結の範囲を決定します。支配とは、投資先への関与により生じる変動リターンにさらされ、かつ、そのリターンに影響を及ぼす力を有している状態を指します。議決権だけでなく、実質的な支配関係も考慮します。
Q.少数株主持分とは?
A.少数株主持分(非支配持分)は、子会社の純資産のうち、親会社に直接的または間接的に帰属しない部分を指します。連結財務諸表上、資本の部に表示され、損益計算書では親会社株主に帰属する利益と区別して表示されます。
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