実査・立会・確認・質問
じっさ・たちあい・かくにん・しつもん(外部監査)
意味 監査の基本的な実施手続
実査・立会・確認・質問とは?
実査・立会・確認・質問は、監査において証拠を入手するための基本的な手続きです。実査は資産の実物確認、立会は棚卸の立ち会い、確認は取引先への残高確認、質問は経営者や従業員への聞き取りを指します。
実査・立会・確認・質問の具体的な使い方
「明日は在庫の実査と棚卸の立会を行うから、準備をお願いします。」
翌日に予定されている監査手続きの内容を伝えている場面です。具体的には、在庫の実物確認と棚卸作業への立ち会いが計画されていることを示しています。
実査・立会・確認・質問に関するよくある質問
Q.実査と立会の違いは何ですか?
A.実査は資産の実物を直接確認する手続きで、立会は棚卸など特定の作業を観察する手続きです。実査は主に現金や有価証券などの実在性を確認し、立会は在庫の数量や状態を確認するために行われます。
Q.確認手続きはどのように行われますか?
A.確認手続きは、主に取引先に対して残高や取引内容を書面で確認する方法で行われます。通常、監査人が直接確認状を送付し、回答を受け取ります。これにより、帳簿上の記録と外部からの情報を照合し、その正確性を確認します。
Q.質問は誰に対して行いますか?
A.質問は主に経営者、財務担当者、その他の従業員に対して行います。状況に応じて、取引先や顧問弁護士などの外部関係者に対しても質問を行うことがあります。目的は、取引の詳細や内部統制の運用状況など、文書だけでは把握しきれない情報を得ることです。
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